割と自分の中でプレッシャーであった大きな頼まれごとを昨日無事終える事が出来た。
「頼まれごとは、試されごと」といいますが、頼んできてくれている人は、信頼してくれて任せてくれているということ。
僕は出来るだけ、相手の期待を裏切らないのは当然、期待を超えるようなことをできるように心がけています。
期待を裏切ると、「次」は二度とありません。そう、自営業とはそういうものです。
逆に期待にしっかり応えると、信頼が積み重なり、どんどん頼まれる内容も大きくなります。期待を大きく超える事をすると感動につながり、人にまで紹介しようと広がるようになります。
このように、僕は出来るだけ頼まれごとには「YES」で答えるようにしている。
しかし、もちろん悩むこともあるし断ることもある。何でもかんでも受け入れるほど、時間も体力も無限ではないし、当然、はっきりと断るほうが相手の為だったりすることもある。(一番ダメなのは、中途半端に悩むこと。相手にとっても迷惑)
今回の頼まれごとは某国家資格の先生方相手のセミナー。
自分の専門分野についてだったが、緊急事態の影響もあって僕自身初のZOOMでのウェビナー。しかも相手が賢い先生方ということで、最初話を頂いたときは、ちょっと荷が重いかなとも思ったが、ここは「頼まれごとは試されごと」ということで引き受けました。
しっかりと事前準備の期間も頂けたので、何とか資料も追い込まれながら作りこめて、結果、盛況に終える事が出来ました。
でも、やっぱり人前で話すことって緊張もするし、終わるまでは若干ストレスでした。
何かを楽しむときも頭の片隅には、このことが残っているような状態がしばらく続いたので、終わって解放感をひしひしと感じてます。そして依頼してくれた方からも感謝の言葉を頂き、充実感と達成感も感じてます。
ここで感じたのは、ちょっと背伸びをした仕事っていうのは、やっぱり自分の成長の為にも必要だということ。人間って楽していきたいですよね。もちろん仕事も、自分が出来る範囲だけのことをやっていれば楽だしストレスもないですよね。
ストレスがないって一見、最高と思うかもしれませんが、ストレスを0にすればそれでいいというものでもないのかなとも思いました。
考えてみると、ストレス0の状態って、安心しきっている、無理をしていない、頭も使っていないような状態かなーと思います。リラックスは大事ですが、ずっとこんな状態だと、成長はもちろんないでしょうし、下手するとすぐにボケてしまうのではないでしょうか?
ストレス100の多すぎる状態はもちろんだめですが、同時に0であってもよくないのではと思いました。ストレス10~20くらいの適度なバランスが張りのある人生には必要じゃないかなと思いました。
何事もそう。白か黒かの100%ではなく、それぞれがお互いの影響を受けてバランスを保っている。光と影や陰と陽。
お笑いなどでもよく、緊張と緩和といわれますよね。
スピーチにしても、緊張しすぎてガチガチでは、頭も真っ白になって聞くに堪えませんが、リラックスしすぎて、グダグダなのもはりがなくて聞きたくないですよね。適度な緊張感とリラックスのバランスが必要です。
武道でも力を入れるだけではなく、力を抜くのも大切だといいます。ゴルフなどでもそうです。
つまり、人生においても一見マイナスに思えるようなことも少量を織り交ぜることでバランスが良くなり味が引き締まる。
そんなことを考えながら、時々、背伸びをした依頼も引き受けるようにして、自分をオーバーワークさせずに、成長していけたらと思ってます。