雑記

忌憚なき意見を言うコツ

よく「怒る」のと「叱る」は違うって言いますよね。

子供に対してや、部下に対して、目的なく相手に自分の感情をぶつけるのが「怒る」。相手に対して成長や改善を促すために話すのが「叱る」だとされています。相手目線か自分目線かの違いと感情的かどうかという部分が違いますよね。

コーチングの世界では、また別の表現でフィードバックという言葉があります。

叱るという行為が、何かミスだったり間違った行為に対して、感情的にならずに改善を促すという行為とすると、フィードバックは、「ミス」などのネガティブな行為だけにとどまらず、何かしらの行為に対しての良かった点や悪かった点、こうしたほうがいいと思う点などを相手に伝えることをいいます。つまりフィードバックは、幅が広いのですが、批判やきつい意見もフィードバックの一つです。でも受け取り手としては、「怒られてる」「ディスられてる」とかと感じるよりも「フィードバックをもらってる」と感じる方が言葉としても気持ちとしてもポジティブになる気はしませんか?

フィードバックをする側にも、コツがあります。

僕は普段、何か意見を言うときには次のようなことに気を付けてフィードバックをしています。

1.そもそも相手がフィードバックを必要としているか。

(いらないところでアドバイスみたいなのされてもウザいですよね。そもそもの信頼関係も大切)

2.相手目線で、相手が改善・成長につながるためのフィードバックをする。

3.改善点などだけを伝えずに、良かった点も織り交ぜる。

誉めて伸ばすという手法もあるようですが、人間やはり褒めるだけでなく注意をしなければいけない点もありますよね。相手に気づいてもらうためにも。

最近は、パワハラ、モラハラなどハラスメント天国です。また、厳しいことを言うと部下がすぐ辞めてしまうとかギスギスしてしまうとか気になりますよね。

人に忌憚なき意見(厳しい意見)を言うのは、なかなか勇気のいる行為です。

ですが上記のフィードバックのコツを活用していただきながら、話をしてみると相手にも伝わるフィードバックが出来るのではないかと思います。

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