雑記

見える部分だけで判断しない

昨日は、久しぶりに所属している経営者団体の集まりに参加しました。

主催者側で準備をしておりましたので、成功裏に終わって一安心してます。

その中で幾つか学びになった点がありましたので3つほどシェアしていきます。

1.見える部分だけで判断するのではなく、見えないところも想像してあげることが大事という話でした。

昨今のコロナの影響で、軒並みイベントは中止したり、縮小したりしています。でも当事者たちは、開催のために本当に努力重ねて、「出来る方法」を模索します。

でも例えば、結果としてやむなく「中止」になったとして、そこだけの結果を切り取ると、「今年は開催できなかったんだ。まぁしょうがないよね」だけで終わってしまいますが、見えないところで、開催のために動いている人が大勢います。その見えないところにも意識を向けるのが大切だということです。結果だけでなく見えない過程も想像して評価出来る人でありたいですよね。優雅に見える白鳥も、水の中では必死に水かきをしているといいます。

2.人の為と書いて、「偽」となる。

これは、結構自分の想像とは違う話で印象に残りました。「人の為」って言葉の響き、めっちゃいい言葉を想像しますよね?

でも確かに、書くと「偽」なんですよね。「人の為だ」「あなたの為だ」といいながら、その真意は、自分のため(自分の欲求を満たすため)であることって確かにありますよね。

「偽」の本質的な意味は「本来の性質や正体を隠してうわべを取り繕う」といったことになります。この話をしてくれた講師の方は、元々、自分の会社で何人もいたスタッフが、急にみんなで一斉に辞めますという、どん底を経験したそうです。その時を振り返ると、まさに「人の為」「スタッフのため」といいながらも、自分を誇示したりという真意があったのだと気づいたそうです。

自分の心に問うてみる。本当に人の為か。自分自身を誇示したいがためではないか。

そういった本当の部分を見極める必要がありますね。

3.腰骨を立てる

哲学者・教育者の森信三さんという方が「立腰教育」の重要性というのを教育に取り込んでいたそうです。

「常に腰骨を立てるのが親が子に教えることの最大の贈り物」というくらい、大切なことのようで、確かに、人の話を聞く姿勢って大切ですよね。

偉そうに反り返って座ったり、足を組んだり、猫背になったりしながら、めちゃくちゃ尊敬する人と2人で話をしたりってできませんよね。

多分、背筋がピーンとはって緊張しながらしっかりと話を聞くのではないでしょうか。

合気道をしていた時にも、「丹田」というお腹の下くらいのポイントが人間の大事なところだという話はよく聞いておりましたが、それにも通じるような話で、とても参考になりました。

このように、全く違う視点からの、人の話や講演を聞くのもいいものですね。

主催者側で関わるのと、ただお客さんとして聞くだけでは全然違うということも再認識できました。

受動的に情報が垂れ流されるテレビよりは、自分で主体的に情報を選んでみるYoutubeなどの動画サイトの方がいいとは思いますが、自分の好きなモノばかりを選んでみるYoutubeだとどうしても情報が偏ります。

時たま、そういう自分と違う視点の話を聞くことを習慣化してもいいかもしれません。

個人的にこの3か月ほど、多くの人前でプレゼンする機会が3回ほどありまして、準備する側の大変さも痛感しております。

話を聞くときに、同じ時間を過ごすのでも、当たり前に、何となく聞くのではなく「何か一つでも持ってかえってやる」と目的意識をもって積極的に聞くのとでは、数年後に比べた時に違いは明白でしょう。

これは、何事にも当てはまると思います。「観客ではなくプレイヤーになる」

自分の人生は、自分が主人公です。他人事のように観客として文句を言ったり、批判したりするのは簡単。でもピッチに立ってプレーする人は真剣に戦っています。

自分が「観客的な」立ち位置で参加するときにも、プレイヤーの気持ちで考えることが大切ですね。

そして終わってから記念日だったので、バーでプチお祝い。

美味しい料理とお酒を久しぶりに楽しみました。記念日は忘れないようにしましょう!

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