先日、10年以上前に世界一周を目指して旅をしていた時に出会い、パキスタン、中国で一緒だった旅人と再会した。
当時、僕は25歳の時から世界一周を目指して、時間の制約のない旅を始めていた。
その時のことは、また改めて書こうと思うが、当時は、
- 日本以外のいろんな国を体験したい
- 若いうちに経験することは今後の人生の糧になる
- 単純な好奇心
- ちょうど会社を辞めて、独立、起業をしようと考えていた時期で、その前に出ないとなかなか時間も取れないと考えていた
など、様々な要因から、世界一周を決意して、そのためにお金を貯め、いろんなことを調べ、また経験者からも話を聞いて行動した。
当時を振り返ると
- まぁ、なんとかなるだろうという持ち前の楽観思考
- それが出来ない(障害になる)と思えるような環境ではなかった。
- そのさきに何が待っているかはわからなかったが、とにかく興味とわくわくでやろうと決めていた。
実際に旅を始めると、いろんな経験をした。
現地の人に親切にされたり、騙されたり、体調を壊したり、恐喝されたり、命の危険を感じたり、命を救われたり、テレビの取材を受けたり、盗難にあったり、また外国人の友達ができなれたのも大きかった。
短期間の旅ではなかなか得難い、時間があるからこその偶然の出会いの数々。
そんな中で、出会う旅人も大体20代の人が多い中でその人は、以前に、建築関係の自営業をやっていて辞めて旅に出たという30代〜40代のお兄さんだった。
その時も、他の旅人とは違う、人生経験や知識、スタイルに面白い人だなーと思い、尊敬していた。
そこからも違う道を歩み、一度、日本でも再会したのだが、しばらく会えていなかったが、久しぶりに連絡がきて関西の方にきているということで10年ぶりにあった。
僕も30代になり、彼はもう50とのことだった。でも10年前と変わらず若々しく、話をしていても変わらずに楽しかったし、当時の思い出話も久しぶりにできて楽しかった。
旅人には、独特の空気感もあり、通常の生活に戻ってからはなかなか会うことも減ってきたが、彼との再会では変わらぬ好奇心と思い出話にふけった。また、当時、パキスタンで一緒だったメンバー(4人)とも久しぶりに会いたいなーということになり、コロナもあり場所もバラバラなので、実現できるかというとこもあるが、皆それぞれの道のなか、パキスタンというマニアックな国で同じ時期に行っていた日本人同士、またあって話ができるときを楽しみにしている。