雑記

憧れの山の別荘

先日、仕事の関係で知り合った白洲次郎に似ているダンディーな70代の社長の別荘にお邪魔させてもらいました。

この社長の話は「マジか!」と思うようなすごい話が多く、まだ2回ほどしかお会いしていなかったけど別荘の話になり「山と海とに別荘あるから、是非遊びに来てくださいね。」と言われ、ここは社交辞令かもしれないが「遠慮なく、行かせてもらおう!」と思い、厚かましくも友人2人を連れてお邪魔しました。

ヨーロッパで、インテリアを輸入するお仕事をされていた白洲社長は、フランスで仕事をしている時に知り合ったフランス人の奥さんとご一緒に、別荘でおもてなしをしてくださいました。「7月からはブルゴーニュの別荘で3か月過ごすから~」「冬は、ツララを砕いて、ウィスキーのロックがうまい」と自然に出てくる言葉がお洒落すぎる!

まず、別荘にお邪魔する前から「かなりワイルドな場所だけど、車の運転は自信ある?」と聞かれ、僕の乗っているハイエースではとても出ないけど林道を走る自信はなかったので友人の4WDの車で行かせてもらった。白洲社長の車に先導されて、山道を走ると、途中で止まり「ここからが大変だから覚悟しとけよ」とでも言われるのかと思うと山の中に自生している山椒を取ったりしながら最終関門は、体感傾斜90度の急斜面を登りきる。「途中でブレーキは踏んだらだめだよ」と言われビビりながらも到着すると、そこは元々段々畑だった斜面に沿って作られた見晴らしのいい、別世界でした。

天気は少し曇っていたり雨がぱらついたりとあいにくの天気ではありましたが、山の上でゆっくりと外のテーブルで話をしながらお酒を飲む。山の天気は変わりやすく、さっきまでガスがかかって雲海のようになっていたかと思うと、先の山まで見晴らしよく見えるようになったりと、景色も変わって面白い。

背の高い木の中に作ったツリーハウスや見晴らしのいいところに作った檜の露天風呂など、何とも贅を尽くした別世界なのでありました。

話を聞くと、白洲社長も昔からキャンプ好きで、昔にも今のようなキャンプブームの時代があり、その中でキャンプ場に人が多くなりすぎているのが嫌で、山を買って自分でログハウスなどを作っていったとのことでした。

鳥のさえずりが響く、誰もほかの人がいない自然あふれる場所での団らんは何事にも代えがたい時間でした。

外で薪で作った料理を食べ、この時期は蛍が綺麗ということで、車で蛍のスポットまで車で向かい蛍を鑑賞した。車のヘッドライトを消し真っ暗になると、多くの蛍の光を見る事が出来、感動した。何より白洲社長のドライブテクが神がかっていた。

翌朝も、晴天の空の下でコーヒーを飲みながらクロワッサンを食べ、人生についての色々な相談を聞いてもらいました。

外国人相手に、堂々と渡り合う日本人というその生きざまは、見た目だけでなく白洲次郎そのもののようでカッコよかったです。

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